双辺太極拳(雙邊太極拳)と正宗太極拳と誠明太極拳 その2
昨日は双辺太極拳の成り立ちまでを説明しました。
陳泮嶺先師がこの太極拳を編纂したときには単に「太極拳」としか呼ばれていませんでした。
その証拠に陳泮嶺先師が記したこの太極拳の教科書には
「中華国術 太極拳教材」と題されています。
全編手書きの著書で、執筆に大変なエネルギーが必要であっただろうと想像されます。
この本では白黒で写真も全部ではないので実際の套路は分かりにくいのですが、後継者といわれる団体、台湾の
九九太極拳道協會のページでは連続写真や動画が見られます。
さて、この太極拳。現在はあまり中国本土では練られていないようで、台湾に多く練習者がいます。
これは国民党の幹部でもあった陳先師が人民解放軍が北京へ迫り台湾へのがれたため、そこで多く指導したからであるといわれています。
それがなぜ日本でも多く練習されるようになったのでしょうか?
続きはまた明日・・・
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