双辺太極拳(雙邊太極拳)と正宗太極拳と誠明太極拳 その6

にくまる

2014年02月06日 23:28

更新したつもりが更新されていませんでした・・・

一連の比較研究は筆者「にくまる」の考えに基づくもので、優劣をいうためのものではありません。
太極拳の楽しみ方の一つとしての比較研究と思ってください。

それでは「その6」をお送りします。動画による比較です。

まずは台湾で普及していると思われる双辺(99式)です

冒頭に登場する左右の単按動作が「陰陽魚」と呼ばれるものです。
歩型は弓歩です

競技用套路もあります。表演者は太極拳美少女と呼ばれる范嫚紜 さんです

かなり低架で表演されていて、どちらかというと楊式の雰囲気が強いですね。

欧米でChen Pan Lingスタイルと言われているものがコレ

これも最初に「陰陽魚」があり歩型は弓歩ですね

そして私が学んだ正宗太極拳がコレです

王樹金老師の演武です。1分22秒過ぎくらいからが太極拳。
高架で演じられているのでわかりにくいですが、中定歩となっていますね。

もうしこし画質がよいもので

これは王樹金老師の後継者、王福来老師のお弟子さんだそうです。
私が学んだものに非常に近いです。これには陰陽魚は出現せず、中定歩ですね。

私が現在学ぶ双辺太極拳はこんな感じです。

元来の双辺太極拳から伝承のうちに改編が加えられています。
個人的な印象ですが、陳式的な雰囲気が正宗よりも強いですね。

誠明太極拳は王福来老師が現在そのようにご自分の太極拳を表現されています。
王樹金老師が開いた誠明国術館。そして現在王福来老師が主宰する中華国術国際誠明総会に由来するものですね。
名称が異なるのみで正宗とほぼ同様と理解していますが、拳譜上100式太極拳となり、盤太極拳という動作があるのは述べたとおりです。

さて、動画で雰囲気の違いを感じていただいたところで、さらに違いについて考察してみます。
続きはまた・・・

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