日本武道(剣道・居合・拳法) 中国武術(太極拳・形意拳・八卦掌)に魅せられた「にくまる」の修行日記

中国の剣 拳派剣術

皆さま、あけましておめでとうございます。
気がつくと10000アクセス超えておりました。
大変ありがたいことです。

さて前回、中国の剣術において剣術そのものが流派を形成していた可能性があることを書きました。

しかし、現在の中国の剣術は、ある拳法に付随していることが多いのです。
基本となる拳法の理論・身法を核に、中国剣を使うものです。

表演の大会で見かける「剣術」は長拳由来が多いと推察されます。
それ以外に、流派独特の剣術として
・太極剣
・形意剣
・八卦剣
・通背剣
・蟷螂剣

などがあげられます
太極拳は次回別に考察します。

この形意剣は別名連環剣とも呼ばれます。私の学んだものに似ています。
確かに形意拳らしさが出ていますよね


こちらは酔剣 酔拳らしいですね。


これは通臂剣 通臂拳が元のようですね


日本武術では剣術が源流にあり、合気道は剣の理法を体に表すと言います。

しかし中国では槍由来の拳法やもととなる武器術が明らかでない拳法があり、そこから剣術が導き出されることもあります。

日本では諸刃の剣は生き残りませんでしたが、中国では刀も剣も技術が存在している。
面白いところです。

剣術の基本技術は共通としながらも各拳法流派の技術が反映されていて、見るのも面白いものです。

さて、次回は太極剣について考察してみる予定です。



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この記事へのコメント :

引佐 ますもと
にくまるさん
すみません。コメントを楊式刀の謎の所に書いてしまいました。
2015年01月04日 23:43
にくまる
>引佐ますもとさん

承知しました。
こちらにお返事書きますね。
簡化24式太極拳を7年も練習されているのであれば、どこに行ってもハードルが高いことは無いと思います。

極峰拳社の東海研修会には日本武術太極拳連盟所属で
同程度の経験年数の方も参加されています。

ご紹介した3つの団体はすべて個人の進度に合わせての個人指導形式ですので、レベルに合った指導をしていただけると思います。

つまり、同じ場所にいるみんなが同じ套路の同じ部分を練習しているのではなく、各々が履修しているものを各々練習しているというわけです。

日中武研は24式太極拳をやった後の人は、長拳蟷螂門、形意拳、陳式太極拳などに分かれて練習されていました

場所は毎週金曜日舞阪の舞童夢が多かったはずです。
お月謝は4,000円だっと思います。入会金がかかります。

柔拳連盟は正宗太極拳の習得ののちは形意拳とくに五行拳の練習と推手・散手練習していました。

場所は今は四ツ池の陸上競技場近くのビルの一階で大きな看板が出ています。
土曜日か日曜日の午後だったと思います。
私がいたころは、一般クラスは月謝は10,000円くらいだったと思います。ちょっと高めですね・・・こちらも入会金かかります。

極峰拳社の東海研修会ではメインは双辺太極拳になりますが、形意拳だったり、八卦掌だったりを練習していたりします。

場所は浜松市内の公共施設を借りるので不定ですが、福祉交流センターやはまホールで行っています。
月一回で、3時間ほどの講習です。一時間当たり1,000円ですので、講習費は最大一回3,000円ですね.それに諸経費(会場費・講師交通費)などの割り勘です。大体諸経費1人負担が2,000円程度であることが多いです。

浜松市武術太極拳連盟所属の団体では現在残念ながら形意拳を教授している教室は無かったはずです。

ご参考にしていただければ幸いですし、極峰拳社 東海研修会にご興味あればぜひご連絡ください。
2015年01月05日 12:39

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